財を遺(のこ)すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり、
されど、財なくんば事業保ち難く、事業なくんば人育ち難し
という、後藤新平氏の有名な格言にしみじみと思いを馳せています。
企業というのは
社長がいなくなったからといって潰れるようではいけません。
なので、私は自らの持てる技術の全てを賭けて、
いざという時にはアーティストが自分たちの力で
夢をかなえることのできるシステムを残したいといつも考えています。
人間なんて、いつどうなるかわかりませんからね。
もし私にできることがあるとすれば、
いくつもの大きな企業のシステムを開発してきた経験をもとに、
アーティストの努力が何倍にもなって実るような仕組みづくりです。
これにはどうしてもアーティストの自主的な協力が必要になってきますが、
やってみたいと思うものもあれば、そうでないものもあるでしょう。
ならば私は誰もが活用したいと思えるものを目指して、
またコツコツと何度でも、ゼロから積み上げていこうと思います。
まだまだ諦めませんよ。