スペシャリスト

山音色が作曲した音源がやってきました。
こんなふうにシビれるメロディーを待っていたのです。

留学中の永森まことの空いた穴は大きいですが、
歌唱力のアンジュと作曲の山音色が、
それぞれ即戦力として大きくカバーしてくれることでしょう。

ネミューはアーティストやスタッフが、
得意なことを持ちよって成り立っています。

私はかつてある人に、

「人は人で成長するんだからね」

と諭(さと)されました。

それまで、
何でも自分一人でやってやるさ、という
身のほど知らずな生き方をしてきた私にとって、
この言葉は、けっこう革新的でしたが、
(明日)…あかひとの初めてのチームプレーによって、
人と助け合いながら進めていくという意味の大きさを認識したのです。

そんなわけでアーティストの皆さんには、
自らの音楽スタイルに必要な新しいスキルを習得しつつも、
得意にいっそう磨きをかけスペシャリストとして、
それぞれ、それを苦手とする人の助けとなってほしいなーと思います。
オーディションの選考基準は平均点ではなく、
特別な輝きに魅せられてお招きしたのですから。

そして誰もできない部分は、
音源制作担当のnamyさんが助けてくれることでしょう。

ところで私はといえば、何でも自分一人でやろうとした結果、
広く浅くの器用貧乏。

「器用貧乏、人宝」なんて言いますが、

器用貧乏は自分は大成しないけれど、
人の成功の手助けになるっていう意味ですね。

というわけで、
私は器用貧乏のスペシャリストを目指したいと思います。
そうすれば手助けのスペシャリストになれる、かな?